ベトナム人と一緒に屋台でランチ:私を2週間で1kg太らせたベトナムの美味しいご飯
2017/03/06
当たり前ですが、ベトナム人はフォーばかり食べているわけではありません。
主食はお米。
せっかく長い間ベトナムに滞在するのだから、名物料理だけでなく、ベトナム人が普段食べているものも味わおうと思い、オフィスに行った時は皆とランチを摂っていました。
その屋台飯が美味しかった!
正直言うとフォーや生春巻きより好きかもしれないと思っています。
レストランではありませんが、そんなNgon(美味しい)屋台飯を紹介します。
主菜・副菜・スープ・主食が基本です
お皿の上に
- ご飯
- 漬物か酢漬けの野菜
- おかず(選択できる)
が載ってきます。
その他に、
- スープ
場合によっては、
- タレ
がついてきます。
選んだおかずが汁物だったり、汁気がある場合はご飯の皿とは別に運ばれてきます。
(写真はおかずを2品つけた時のもの)
食べやすいおかずが多い
ベトナム料理といえばパクチーなどの香草が効いていたり、酸っぱかったり、辛いものも多いですが、屋台のおかずは「甘辛」風味の食べやすいものが多かったです。
(唐辛子の入ったおかずもありましたけど頼まないようにしていました)
肉のおかずベスト1
特に気に入って何度も食べたのが、豚肉と卵の煮物。
まさに、豚の角煮です。
ほろほろに煮込まれていて、卵は味がしみていて、本当に美味しかったです。
カロリーは恐ろしいですね!
脂身部分は残しちゃいましたよ…
魚のおかずベスト1
魚とたけのこを甘辛く調理したおかず。
たけのこを食べられると思っていなかったので、とても嬉しかったです。
調べてみたら、アジア・インドではたけのこを食べるみたい。
副菜の野菜が美味しい!
ご飯の上には野菜が載ります。
ある時は高菜の漬物・ある時は人参やキュウリの酢の物・ある時はキュウリ。
副菜は選べませんが、あっさりとして美味しかったです。
味気のない時は、タレやテーブルに置いてあるヌックマムをかけたりして調整して食べていました。
スープが鬼門!食べてみるまでわからない
スープは野菜の入った温かい汁物です。
馴染みのある白菜やかぼちゃなどがメインの食材で、日によって酸っぱいスープだったり、香草が効いていたり、塩辛いスープだったり、様々。
食べてみるまでその味はわかりません。
スープも選ぶことはできませんので、どうしても口に合わなければ残すという選択をしていました。
上の写真はかぼちゃのスープ。
最初は美味しく飲んでいましたが、底に沈んだ小エビの味やミョウガがどうしてもダメで最後まで飲みきれませんでした。
そうそう。ベトナムではスープは器に口をつけて飲みません。
ご飯はちょっと量が多め
屋台のご飯はちょっと量が多めです。
男性陣は残さず食べていましたが、女性は半分くらい残しちゃう子も。
味の濃いおかずでご飯をたくさん食べるのがベトナム風のお食事風景ですって。
昔の日本もそうだったんだよなーと感慨深くなります。
日本とそう変わらない味付けで安心して食べられました
高菜の漬物や野菜の酢漬け、肉や魚のおかずなどは、日本で食べるご飯とあまり変わりない味付けでした。(スープだけは違いましたが)
「気候や言葉は違えど味覚は似ている」
ジャポニカ米とインディカ米、とお米の種類は違いますが、「お米のご飯を美味しく食べるために美味しいおかずがある」ということころは、日本もベトナムも変わりありません。
とても親近感が湧いた経験でした。